
Vision Proの重さは気になる?実際の使用感と負担軽減のコツ


「Apple Vision Proは重い」って、よく聞くんだけど、実際に装着してみると、どんな感じなのかしら?
実際に使用している人の感想が聞いてみたいわ
Apple Vision Proの重さ、そして、その重さからくる着用感や顔への負担というのは、やはり購入を検討されている人からしたら気になる点ですよね。

ということで、この記事では、Vision Proの重さについて、実際に長期間使用して感じた正直な感想をお伝えしていきます
結論、Apple Vision Proは、重すぎて使えないということはありませんが、決して軽いデバイスではありません。
購入を検討されている方は、購入した後も、この重さとうまく付き合っていくための工夫や対策について考えていく必要があります。
僕なりの重さ対策もお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
Apple Vision Proの重量はどのくらい?
Appleが公表している重量
Apple公式が公表しているVision Proの重量は、外付けバッテリーを除いて約600〜650g です(ライトシーリングとヘッドバンドの構成によって異なります)
ちなみに外付けのバッテリーの重量は353g。
Apple製品の中で、Vision Proと同様に頭に装着するデバイスとしてAirPods MAXがありますが、こちらの重量は386.2g。
Vision Proは、ワイヤレスヘッドホンとしては少し重めの部類に入るAirPods MAXの約1.6倍の重量があることになります。
他のVRヘッドセットとの比較
デバイス | 頭に装着する重量 |
---|---|
Apple Vision Pro | 約600〜650g |
Meta Quest 3 | 約515g |
PlayStation VR2 | 約560g |
Meta Quest Pro | 約722g |
こうして比べると、Vision ProはMeta Quest 3よりは重いですが、Meta Quest Proよりは軽いという位置づけです。
Vision Proだけが特別重いというわけではないようです。
実際に装着したときの負担感

数字だけ言われても、よくわからないわ
実際どうなの?装着してて疲れないの?

たしかに公式の重量ではなくて「実際に装着した時にどう感じるか」が大事だよね。
かれこれ9ヶ月継続的に使用してきた正直な感想を伝えるね
結論からお伝えすると、Vision Proは、数字ほどの重量は感じないけど、決して軽くはないデバイスであるということ。

僕のファーストインプレッションは「決して軽くはないけど、思ってたより重くない。意外とかぶれるぞ」でした
このまま継続的に使用していけば、そのうち慣れてきて、まるで眼鏡みたいにVision Proを装着することに抵抗がなくるんじゃないかと最初は期待していました。
でも残念ながら、そうはなりませんでした。
確かに継続的に使用することで、ある程度までは慣れることができます。
ただ、どうしても額や両頬へ圧迫を感じるので、装着してる感を拭いさることができませんし、長時間使用していると疲れや痛みがでてきます。
- 30分以内 →顔面に多少の圧迫感があるが、その他は気にならない
- 1時間以上 →顔面やこめかみにじわじわ痛みを感じてくる
- 2時間以上 →はっきりと痛みが出てくるので外したくなる
重さを軽減する方法

なんとか重さや負担を軽減する方法はないの?
Vision Proの重さをどこかしらで支えないといけないので、疲労や圧迫感をゼロにすることは難しいです。
ただ、ちょっとした日常の工夫やサードパーティ製のアクセサリを活用することで、大幅に軽減することは可能です。
重さを軽減できるオススメのアクセサリ
僕があれこれ試してきて、今、一番疲れずに長時間使用できるのアクセサリは、ANNAPROのヘッドストラップとbelkinのバッテリーホルダーの組み合わせです。

どちらもオススメではあるのですが、メリットもあれば当然デメリットもありますので、よろしければ以下のレビュー記事をご確認ください


Vision Proは後傾姿勢で使用すべし!

そして、さらにこれらの組み合わせのVision Proを後傾姿勢で使用するのがオススメだよ!
椅子選びで迷っていて、Vision Proを継続的に使用する予定がある人は、後傾姿勢を前提に設計されているオフィスチェアを選んだ方がいいと思います。

自宅に、リクライニング機能やヘッドレストが付いているオフィスチェア持っている人の方が少ないんじゃない?
自宅に後傾姿勢のオフィスチェアなんてないという人は、ソファにもたれかかって使用するのがオススメ。
ダイニングチェアみたいな普通の椅子を使用するよりは、断然こちらの方が負担感を軽減することができます。
まとめ:Vision Proは決して軽くない。でも少しの工夫と対策で何とかなる

Vision Proは、実際の重量650gほどの重さは感じませんが、決して軽くないデバイスです。
継続的に使用することで重さには慣れてきますが、それでも顔面に圧迫を感じるので、装着してる感を拭いさることはできません。
でも、後傾姿勢のオフィスチェアやサードパーティ製のアクセサリを活用することで、重さへの負担は大幅に軽減することができます。
例えば、以前レビューしたANNAPROヘッドストラップは、おでこ上部で支える設計になっており、両頬への圧迫から解放されたいと思っているユーザーには適しています。
- 重すぎて着けてられないということはないが、決して軽くはない。
- 継続的に使用して慣れてきたとしても負担感はある程度残る。
- Vision Pro購入後も、サードパーティ製のアクセサリを試すなど、自分なりに工夫していく必要がある

購入した後も、あれこれ試すのが苦にならず、楽しめる人はVision Proユーザーに向いているね

さっさとAppleがもっと軽い次世代機を出せば済む話よ

お口に気をつけて!?

本日は以上になります。お付き合いありがとうございました!
本日の一言:Vision Pro、メガネの様に軽くなれ