Hello。Vision Pro毎日生活です。
このブログは、ぼくが Apple Vision Proと共に過ごす日々を記録しているものです。
先日、Apple TV+で2024年10月10日から公開を開始したApple Immersive Videoによる短編映画「沈没へのカウントダウン(原題:Submerged)」を視聴しました。
Apple Immersive Videoには、映画意外にもスポーツやドキュメンタリー、音楽等、まだまだ数は少ないですが、いくつかのコンテンツが用意されています。
今回は、短編映画「沈没へのカウントダウン(原題:Submerged)」を視聴して、改めて感じたApple Immersive Videoのメリットやデメリットをまとめていきます。
そもそもApple Immersive Videoとは?
まず、「Apple Immersive Video」(以下「イマーシブビデオ」)って何?と思っている方もいるかと思うので、サクッとご説明します。
とはいえ、百聞は一見に如かず、ということで「Apple Immersive Video」でググって、一番上に出てくるAppleの公式ページを見てみてください。
そうするとイマーシブビデオの映像が流れるので、チェックしてみてください。きっと「これがVRの世界か!」と驚くと思います。
ざっくり言うと、イマーシブビデオは自分の周り180度に映像が広がっていて、まるでその世界に入り込んだような感覚で楽しめる映像体験です。
単に「見る」ではなくて、まさに「体験する」映像です!
しかも、映像だけじゃなくて、空間オーディオによる立体的な音響も組み合わさっているので、その場にいるかのようなリアル感がアップします。
イマーシブビデオは、Vision Proの魅力とポテンシャルを存分に引き出した新しいフォーマットと言えます。
イマーシブビデオのメリット3選
①主観的な体験ができる!
通常のスクリーンとは違って、登場人物と同じ視線でその場にいるかのような感覚が楽しめます。
疑似体験として一緒にその場にいる感じがして、緊張感や臨場感がしっかり伝わってきました。
②視点を自分で選べる自由がある
自分の180度が映像で囲まれていて、視点も固定されないので、首を動かせば違う角度から映像が見られるのもイマーシブビデオならでは。
2Dのスクリーンで一度に全情報が表示されるのとは違い、「自分から見に行く」という能動的な視聴体験が面白いポイントです。
③何度見ても新たな発見があるかも
2つ目のメリットで上げたように視点を変えることができるので、毎回違う視点で見ることで、複数回視聴しても、その度に新しい発見がある可能性も。
2D映画だと展開がわかってしまうと飽きやすいですが、イマーシブビデオはリピートで見る楽しみがありそうです。
イマーシブビデオのデメリット2選
①「どこを見れば?」問題
自由に首を振ることで視点を変えられるのが楽しい反面、どこを見たらいいのか迷ってしまう瞬間もありました。
2D映画と違い、一度に全ての情報を視野に入れることができず、情報が分散しているので、映画に集中しづらいと感じる人もいるかもしれません。
②シンプルに首が疲れる
首を振って視点を変えるのが楽しいものの、長時間だと首がちょっと疲れてきました。
Vision Proの重量の感じ方は、人それぞれ違いますが、決して軽くないデバイスであることは間違いありません。この重量感は首を振っているとさらに感じます。
できるだけ後傾姿勢で、楽に見られる環境があるといいですね。
本日のまとめ
イマーシブビデオは「映画を自分で動いて体験する」という今までにない魅力が詰まっています。
主観的な視点での臨場感や自由に周りを見渡せる新しい体験は、これまでにはない、未来感を感じさせてくれるワクワク要素です。
一方で、疲れや視点の迷いといったデメリットもあるので、主観的なイマーシブビデオ、客観的な2D映像という使い分けもできるかなと感じました。
これからのコンテンツに期待ですね!
お疲れ様でした。